2012年から立命館大学文学部京都学で扇子の講義を受け持つ清水則雄氏が、講義と同じ内容の製作実演をいたします。
平安時代初期に日本にて誕生した扇子。21世紀に進化した新しい形状の扇子「創扇あおぎ」に箔押しを体験してもらい、世界にひとつしかないオリジナルの扇子をお持ち帰りいただけます。
箔押しを両面に施し、さらに扇骨にも金を振りかける技法「砂子振り」などを用いて高級飾扇子に仕上げるVIPプランもございます。
※催行人数やツアープランによって異なります。詳しくはご予約詳細ページをご覧ください。
扇子は日本を起源とするもので、その誕生は平安時代の初期まで遡ります。宮中女子の雅やかな身の回り品として愛用されていました。
平安時代も末期になると、扇子は貴族以外でも僧侶、神職たちに広まりましたが、一般の使用は禁止されていました。
室町時代になると能や狂言、茶道においても必須のものとなり、江戸時代になると庶民の日常生活に使われるようになりました。
「創扇あおぎ」は扇の骨を使わないこれまでにない新しい形の折り紙扇です。シャツのポケットに入るミニサイズの扇子で、大変人気を呼んでいます。
また、日本で二社のみでしか取り扱っていない大変珍しい扇子で、京都では創業78年を迎える京都の老舗清水商店のみが制作体験をおこなっています。