傳來工房の代名詞といえる取り組みが「環境整備」です。
工場内を極限まで整理整頓し、挨拶も徹底し、職場環境と社員のモチベーションが業務に与える影響の大きさを形にした環境整備の真骨頂を実際に見学していただきます。
工場や事務所の見学に加え、環境整備や1200年続く企業の秘訣について橋本和良会長自らご講演を頂けます。他にはない体験ができる貴重なツアーです。
※催行人数やツアープランによって異なります。詳しくはご予約詳細ページをご覧ください。
平安時代、日本には中国の唐に人材を派遣する遣唐使という制度があり、大陸からさまざまな文化や技術が日本に伝わりました。その遣唐使の一員であったのが、真言宗の開祖として知られる弘法大師(空海)であり、弘法大師によって密教とともに持ち込まれたのが仏像や仏具などの青銅鋳物、すなわち当時最先端の蝋型鋳造法でした。
その高度な技術を会得した優れた職人「御鋳物師」たちにより発足したのが、鋳造技術集団「傳來」。
なかでも最高の技量の持ち主であると認められた一番弟子によって「傳來」の銘は受け継がれ、それが今日の傳來工房の礎となっています。